2016年6月5日日曜日

ロジカル・シンキングでは解決できない種類の問題がある

前回、「クリエイティブ・シンキング」の概要について書きました。

⇛ 「これからの学習はより創造的に

「論理的・分析的に物事を考えていくこと」というテーマがこれまでの流れで、そういった人材を育てることが教育の主眼だったのですが、ITの時代を迎えた今、「現実に人類が向き合っていかなければならない問題に対して、どのようなアプローチで解決していくことができるか」という「問題解決能力」が必要とされてきています。

なぜならば、人間がこれまで獲得してきた利便性は、従来の諸問題を解決してきましたが、利便性がある程度克服された現状では新たな問題が浮き彫りになって行くからです。

世の中には「論理的・分析的な思考では解決できない種類の問題」があることもわかってきました。

環境が劇的に変わっている現実に、今までと同じアプローチで対応することはできません。その都度、何が適切かを考え、判断し、行動できる能力は、今後、どの分野においても、必須の能力になってきます。

「クリエイティブ・シンキング」とは、何も、「全員が芸術家になれ!」といっているわけではありません。

そういった状況の変化に対応するだけの柔軟性が「ロジカル・シンキング」をベースにした教育を受けているだけでは対応できなくなってきている、というだけの問題です。

繰り返しますが、今までにも、同様の考えをしていた人は多くいて、今、それに名前が付けられたというだけのことです。

「クリエイティブ・シンキング」の発想のベースにあるのが、「水平思考」です。

次回は、「水平思考でしか解決できない問題」について書いていきたいと思います。